さて一つ、動きの激しい企業があります。 90年代初期に急成長したものの、じりじりと下げ続けています。今ではピークから半分近くの売り上げになってしまいました。これは成長産業である健康・アンチエイジング分野の企業です。 その名をニュー スキン ジャパン。成長のS字曲線で説明される方もいますが、これが実態です。(会社発表の売り上げ金額、2009年は推計値)
93年に日本上陸し、五年後の98年に約七倍の851億円まで急成長しました。しかしその後は、2000年にサプリメント市場を睨んでファーマネックスデビジョンを開始、2004年に新しいツール『バイオフォトニックスキャナー』が導入され、続いて2006年にサプリメントジュース『g3』が発売されました。 すなわちスキンケアのみだった98年の方が売り上げが大きかったことになります。言い換えれば、その後は何をやっても減収に歯止めが掛からず、四期連続減収、五期連続減収に加え、六期連続減収も確定しました。このままの推移では2009年で七期連続減収となります。 少なくとも成長企業ではないことは誰が見ても明らかです。これだけマーケットが拡大している中、逆に売り上げを減らしているのが現実です。