売上げの推移

ニュー スキン ジャパンは今から21年前、売上げのピークを記録しました。
90年代初期に急成長したものの、今では半分以下3割の売上げになってしまいました。これは成長産業である健康・アンチエイジング分野の企業です。
成長のS字曲線で説明する方もいますが、これが実態です。(すべて会社発表の売上げ金額)

ニュースキンの売上げ


93年に日本上陸し、五年後の98年に約七倍の851億円まで急成長しました。しかしその後は、2000年にサプリメント市場を睨んでファーマネックスデビジョンを開始、2004年に新しいツール『バイオフォトニックスキャナー』が導入され、続いて2006年にサプリメントジュース『g3』が発売されました。
すなわちスキンケアのみだった98年の方が売り上げが大きかったことになります。その後は何をやっても減収に歯止めが掛からず四期連続減収五期連続減収に加え、六期連続減収、七期連続減収です。

期待の新製品genLOCが出たにもかかわらず、2010年も八期連続減収、2011年も九期連続減収です。
引続き2012年も10期連続減収の見通しを投資家向け資料(P.99)で発表していましたが、かろうじて微増しました。
2018年は、過去23年間で最低の売上げでした。

有価証券報告書(金融庁へ提出した日本語版)
2007年2008年2009年2010年2011年2012年2013年2014年

EDINETで開示していた有価証券報告書も、2015年以降は非公表となりました。上場企業なのに透明性にかけた姿勢です。

少なくとも成長企業ではないことは誰が見ても明らかです。これだけマーケットが拡大している中、逆に売上げを減らし続けているのが現実です。

売上げに応じた比率で支払われるコミッションは、当然トップリーダーの人数も収入額も減り続けています。

売上げのピークは20年も昔で、今や半分以下どころか1/3にまで激減しています。
最近では、オーバートークも通用しなくなってきています。また、セミナーやミーティングの開催に際して、違反行為のないよう申請が必要になりました。